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公募研究A02 研究代表者

深さ分解X線光電子分光法による界面異相抵抗発現機構の解明

増田 卓也(ますだ たくや)
物質・材料研究機構 先端材料解析研究拠点
グループリーダー

専門分野

電気化学、表面科学、その場計測

関連する研究者

研究内容(概要)

界面における電子移動反応の理解と制御を志向して、ボトムアップ的分子集積法を利用した新しい機能電極の創出と、エネルギー変換材料のための界面その場計測技術の開発を推進してきた。本研究では、固体電解質と電極活物質により構成される蓄電固体界面を対象として、「電子とイオンの授受によって生じる空間電荷層」ならびに「接合物質の自由エネルギー差が引き起こす相互拡散層」の形成がイオン伝導特性にもたらす効果の解明を目的とする。これまでの研究で開発した「実験室型オペランドX線光電子分光(XPS)測定システム」によって、Al-Kα(1486.6 eV)のほか、Ag-Lα(2984.2 eV)およびCr-Kα(5414.9 eV)といった異なるエネルギーの入射X線源を利用して、光電子の運動エネルギーと脱出深さをチューニングして、界面近傍の数nmから数十nm領域における化学組成と電子状態の深さプロファイルを計測して、異相抵抗の正体を明らかにする。

蓄電固体界面の深さ分解計測のための実験室型オペランドX線光電子分光(XPS)測定システム

代表的な研究業績

  1. T. Masuda, Topics in Catalysis 61, 2103-2113 (2018). DOI: 10.1007/s11244-018-1067-2
  2. H. Sakai, Y. Taniguchi, K. Uosaki, T. Masuda,
    Journal of Power Sources 413, 29-33 (2019). DOI: 10.1016/j.jpowsour.2018.12.003
  3. R. Endo, D. Watanabe, M. Shimomura, T. Masuda,
    Applied Physics Letters 114, 173702 (2019). DOI: 10.1063/1.5093351

関連ウェブサイト

https://samurai.nims.go.jp/profiles/masuda_takuya?locale=ja

連絡先

MASUDA.Takuya -at- nims.go.jp [-at-=@]

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