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公募研究A04 研究代表者

電気化学的に生成する電極と固体電解質の間の界面抵抗に関する研究

猪石 篤(いのいし あつし)
九州大学 先導物質化学研究所 先端素子材料部門
助教

専門分野

無機材料化学、固体イオニクス、電気化学

関連する研究者

岡田 重人 九州大学先導物質化学研究所・教授

研究内容(概要)

酸化物系全固体電池では、電解質と電極を焼成によって接合した界面で副反応が起こるため、その界面は作製した時点で清浄な界面ではない異相となる。これは、本来2種類の化合物からなるはずの界面の情報とは異なるものになっている可能性がある。我々はこれまで、種々のNASICON型酸化物系材料を用いて、電気化学的に正極と負極が生成する「単相型全固体電池」を検討してきた。本研究では、電池作製時点で副反応相が存在しない「単相型全固体電池」を用いて、電気化学的に生成する電極(自己生成電極)と電解質の界面で起こる現象について理解を深める。具体的には、①電池の緻密性の違いによる過電圧、可逆性への影響、②自己生成電極のイオン伝導性、電子伝導性、③充電状態のリチウムイオン濃度分布、④各種状態におけるインピーダンス測定と抵抗分離等の評価を行う。

代表的な研究業績

  1. A. Inoishi, A. Nishio, Y. Yoshioka, A. Kitajou, S. Okada,
    ChemComm 54, 3178-3181 (2018). DOI: 10.1039/C8CC00734A
  2. A. Inoishi, Y. Yoshioka, L. Zhao, A. Kitajou, S. Okada,
    ChemElectroChem 4, 2755-2759 (2017). DOI: 10.1002/celc.201700540
  3. A. Inoishi, T. Omuta, E. Kobayashi, A. Kitajou, S. Okada,
    Adv. Mater. Interfaces 4, 1600942 (2017). DOI: 10.1002/admi.201600942

関連ウェブサイト

http://www.cm.kyushu-u.ac.jp/dv07/dv07j.html

連絡先

inoishi -at- cm.kyuhu-u.ac.jp [-at-=@]

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